2013年12月30日月曜日

仕事納め?

今年もあと二日。
依頼されていたものを完了させ、ようやく業務完了です。
いつもなら、年賀状の版画を刷っているころ、、、
いつもの掃除を終え(←大掃除ではない。。。)、
さて、冬休み、何から始めましょう?苦笑。

・来年転居を計画しており、リフォームの図面を書かなくては、
・今年で四年目の家づくり学校の最後の授業(1/10)の準備。
・年賀状。。。

年賀状は寒中お見舞いにさせて頂きます。スミマセン。

今年はケアホーム増尾台ウィズホームの竣工、3件の木造住宅の耐震診断、3件木造耐震補強工事(非住宅1軒)、まだ、現場は続いていますが、1件の木造住宅の耐震リフォームの仕事をさせて頂きました。

木造住宅の耐震補強は高齢者医療に似ているなと思うこのごろです。
現場では構造材の継ぎ手が空いてたり、外れたり、雨漏りによる腐食、白蟻被害や、地盤沈下等、ひやりとする場面にも度々遭遇しますが、粘り強く、善処していくれる工務店さんや職人さん、追加や工期の遅延に理解のあるお施主さんに感謝です。
 古い建物はビニルクロスや塩ビシート等新建材を使っておらず、やはり漆喰や無垢材の良さ、職人の技術力をあらためて感じることになりました。

来年は早々に協力事務所としての保育園の改修工事、診断済みの2件の耐震補強を含めたリフォームの設計等が始まります。
そして、事務所の移転。

今年も一年お世話になりました。
来年もどうぞ、よろしくお願い致します。よいお年を〜♪








今年竣工したウィズホームアプローチ(写真:テックフォト)

2013年12月24日火曜日

冬至の行事。

おととい、冬至が来てしまいました。
夏至と違って、ここから日が長くなるので、好きな日ではあるのですが、
今年はどうも、バタバタで、もう少し待ってほしい〜。というのが本音です。
それでも、ここ数年行っている、穴八幡神宮へ。



 穴八幡神宮の一陽来復のお札は、冬至か大晦日か節分の午前0時にその年方角の柱等にお祭しなくてはなりません。
30分前から、年に一度しか使わない方位磁石を探し出し、ソワソワです。


今年は無事お祭できました。
ゆず湯にも入りました。クエン酸効果で、お風呂がきれいになったような気がします。

切羽詰まってくると、忘年会やら勉強会やらつい後回しに。。。ちょっと言い訳です。
今年の年賀状は、もしかしたら、大分遅れそうです。←あきらめ気味です。
今晩はクリスマスイブでしたね〜。笑。
皆様、メリークリスマス〜。




2013年12月6日金曜日

合い言葉?

施工者の皆さんには申し訳ないのですが、つい、、、
「年内どこまでいけ(進み)そうですか?」と聞いてしまいます。ゴメンナサイ。

言わずもがな、お施主さんたちは、きれいになった家で、新年をと。
耐震補強の二つの現場は、いくつかの困難に遭遇し、
(白蟻被害や、あるはずのものが入っていなかったという状況が発覚したり。)
なんとか年内に完了するか微妙なところ。

お施主さんにキチンとその大変さは伝えますよ。。。
みなさん、困難なんか無かったように、黙々と仕事してますから。
本日は左官屋さんと大工さんと板金屋さんが作業中。

そう言う私も。
なんだかんだと年内にあともうひと頑張り。。。

*すでに皆様よりお祝いのお言葉等いただきましたが、無事事務所登録の更新通知も届き。本日より6年目をスタートしました。多謝。






2013年11月27日水曜日

そんなに昔!?

今週で11月も終わり。。。
初めて墨田区以外での耐震診断に携わることになりました。
今度は、私が生まれた頃に竣工した住宅。
本日は現場調査にお邪魔しました。

平面も美しく、施工も丁寧、住んでいる方も大事に住まれているのがわかります。
こういうのをたたずまいの良い家というのかも知れません。
そんなに古い家には感じないのですが、
正しい家は確認申請書や検査済書もキチンととってあり、、、

確認申請書の簡便なこと!
なんと言っても手数料¥1,000〜!
これを見るとなんだか随分と遠い時代のような気がします。。。笑。





そして、庭に井戸がありました。
植栽の散水に使われているようです。
つい、ジャボジャボっとしてしまいました。




2013年11月10日日曜日

現場調査。

気がつけば、11月も10日を過ぎてしまいました。
なんとか先週中にギリギリ事務所登録の更新を終えました。
この調子ではすぐ、年末になってしまいそうです。。。

今日は偶然、話題のスポットを初めて散歩しました。
神宮外苑であります。
都心のど真ん中で、銀杏並木の先に、建造物は唯一絵画館だけ。

この風景、変わってしまうらしいです。



建物の設計の時、設計者は大抵、「現調」(ゲンチョウ)します。
現場調査の略です。周辺環境やその敷地の状況を把握し設計を進めます。




新国立競技場の設計者はここを歩いてみたのでしょうかねぇ?
結構、皆さんに愛されているようでしたよ。
無くなるのなら、今よりもっともっと素敵になるように。。。作ってもらわないとね。

銀杏並木が黄色くなるのは、、、あと、10日くらいかな〜。
外れたら、ゴメンナサイ。




2013年10月29日火曜日

ビックリ。

内緒にしておきたい、大好きな小さなお店があって。

ウニが乗っかったガレットとタルトタタンが食べられるというので♪
久しぶりに、ほいほい♪伺った。

美味しいものは少しずつでもあっという間にお腹一杯になって、

デザート、迷っていたら、小さめでどう?と言って頂いたので。
即答でお願いしました。


店内は満席状態なのに、料理人は砂糖を煮て何やら、、、楽しげな作業をしている。


出て来たのが!?



涙が出そう。美味しくてキングサイズでオーダーすれば、良かった。。。

ごちそうさまでした。

こんな心のこもった、嬉しくなるような、家づくりができるといいな。

おっと、大変、事務所登録、更新手続き。終わってなかった。。。
今週やらないと。。。





2013年10月22日火曜日

もみじ市。

この季節は催しが多くて、、、どれかに絞らなくはならないので、困ります。

久しぶりにお呼ばれしたお茶会に伺い。
その後、参加するはずの住宅まつりは中止になり。。。
友人が出店するというので、もみじ市へ。
多摩川の河川敷にこんなにたくさんお店が出る催し。



残念ながら、雨で屋内で開催でした。



福島の友人LIFEKUの出店。写真をあんまり撮ってなくて。
あんざい果樹園さんで次に向かう友人宅のお土産に梨を沢山買い込んで、



たくさんのアーティストが集まる催しで、
こんなカワイイお店や、


手ぬぐいや、陶芸、クラフトワーク、活版印刷のお店、大好きなパンのルヴァンさんなんかも出店していて。
つい、お財布のヒモがゆるんでしまいました。。。

  

2013年10月18日金曜日

代田の町家。

1976年に建ったこの家が売りに出ています。
正確には、メインが土地で、建物は「上モノあり」という表記なんだそうで。
とんでもないオマケがついた土地です。
言われなければ、その年代に建ったのを感じさせないファサードです。
37年たって、今見てもそう思うのですから、きっとこの先も。



しかし、高度成長期の都市の環境は、今と異なり、大きな窓から外部を取り込めるような、良い環境ではなかったようです。

内部の写真はとれませんでしたので。
住宅遺産トラストHP
今はグレーの外壁、竣工当初はシルバーだったんです。

閉鎖的な正面のファサードと対照的に「外室」と呼ばれる中庭を包括し、内部は軽快な造りです。
設計した坂本一成さんから、たっぷり1時間この家の設計の話を伺うことができました。
部屋の名前には使い方や使う人を特定せず、住まい手を受け入れるのだそうです。
どんなスタイルの家具も受け入れるような建物を作っているというような話も。

こんな家に住んでみたいそこのアナタ!
こちらへご連絡ください!→住宅遺産トラスト

新たな住まい手が現れるといいなぁ。







2013年10月3日木曜日

おかげさまで。


ポストに一枚のハガキが入っていました。
建築士事務所登録の更新のハガキです。
5年に一度来ます。初めてきました。

5年前の今頃は独立なんて、半信半疑で、「5年経って、ダメだったら事務所をたたもう」と思っていました。
まだまだ、いつどうなるか分からないけれど。

もう少し、やらせて頂こうと思います。
皆様に感謝。

2013年9月21日土曜日

便利穴。

減築して、耐震補強をする現場が始まりました。
そっと解体工事中です。

壊してしまう部分の二階の床に穴をあけて、ここから解体した木材などを1階の車庫においてある、トラックに載せます。



業界用語では、「ダメ穴」なんて呼ばれてますが、
ホントは全然ダメなんかじゃなくて、
とても便利な穴なんです。


で、今日のスペシャル。
ユンボを道路におろそうとしています。
ま、まさか、ジャンプ?


見ていた所、先端でバランスをとりながら、ゆっくり傾け、



クルッ、と向きをかえて、キャタピラの後ろにあるのを下げて、
後ろ足から階段をおりるようにゆっくりそっと、下りていきました。



もう、かっこ良くて、心の中で、拍手です。



2013年9月14日土曜日

テンション高めです。

朝から、現場やら、点検やら、自転車で移動中、町中アチコチでこんな風景に遭遇。

小梅一丁目

東駒形4丁目
今日、明日と牛嶋神社のお祭です。
住んでいる菊川は入りませんが、区の2/3くらいはこのお祭の地域だそうで。
不思議なもので、提灯がさがっていると、何故かテンションあがります。
町中、みんな、テンション高めです。

以前耐震補強をさせて頂いたところの点検にも伺い。
気になっていたアンコーの成長も確認してきました。
立派な10円玉色です。。。



明日は台風だそうで、お天気持ってくれるといいですよね。


2013年9月11日水曜日

デベソのおかげ。

夏に別れを告げるようにスイカ食べ締めしました。
やっぱり、甘さも夏の終わりですね。切ない。。。

以前、伝統工法の新築を見せて頂く機会がありました。
梁の継ぎ手に込み栓を打っているところです。

新築の伝統工法の現場。込み栓のデベソを打っているところ

耐震補強の現場で伝統が伝統で無かった頃の継ぎ手(梁のジョイント)に遭遇しました。
ちょっと角度が違いますが、古〜い追掛大栓継よーくみると、デベソが二つ。


昔の追掛け大栓継、こういうのがヒントになって、補強の方法が決まって行きます。
仕上げの下地などで変色した桁もこの2本のデベソのおかげで、どこから、どこまで同じ部材なのかわかります。

年配の大工さんや現場監督と話をしながら、有効な補強方法を決められる現場から学ぶことは沢山。

注)「デベソ」は私が勝手に呼んでるだけです。苦笑。


2013年9月4日水曜日

慰霊堂。

今朝の地震、偶然にも慰霊堂の中で、子供達の絵の展示を手伝っていました。
この建物、耐震補強はこれからで、大きな照明器具も落ちるかもしれないので、外に出た方が良いとのことでした。後で、聞いたんですけどね。。。


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慰霊堂のこと。

 墨田区横網町公園の中の東京都慰霊堂、ここは90年前、被服しょう(軍服等を造る工場)跡で広場になっていました。
9月1日、大地震の後、警官に誘導され、ここへ避難して来た皆の家財道具に火が付き、、、火災旋風が巻き起こり、3万8千の人がここで亡くなりました。
その死者を弔う為に建てられた建物です。(昭和五年)
過ちを繰り返さぬように、震災の時に飛び交ったデマで殺された朝鮮人の追悼碑もあります。

その後、東京大空襲でなくなった人の御霊も奉安されました。
毎年、震災のあった9月1日、空襲のあった3月10日に大法要が行われています。
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今年は震災から90年、大きなイベントとして、一週間首都防災ウィークとして催しが行われています。
8日には、もう、数少ない震災経験者が(97歳)が当時の話をしてくれるのだそう。

今朝は、晴れていたのに急に雨が降ったり、地震が起きたり、
なんだか、ここで眠っている先人達の仕業なんじゃないかと思ってしまいました。

設計:伊東忠太











おまけ。
霊獣その1:鶏冠のある鶏。

霊獣その2:ガラス玉をくわえた龍。


2013年8月26日月曜日

なすと荷風と玉ノ井カフェ。

若干涼しかったので、いつもは電車で行くところへ、今日は自転車で、
自転車では区内最北端記録だ!と、調べたら思ったより近く、5.5kmでした。笑。

途中気になっていた、玉ノ井カフェへ。
今流行のお洒落なカフェの雰囲気はありませんが、ボサノヴァが流れ、ゆったり、なんだか親しみの持てる感じです。
今は地元の「寺島なす」にちなんで、なすと料理の本コーナー、世界のなす料理教室もあるよう。
その他にもウクレレ教室になったり、地元ネタの情報も満載。



ブランチセット500円、
トーストは種類が選べ、マリネは「寺島なす」
コーヒーは「荷風さんブレンド」でした。




この辺りは永井荷風が好み、著作:濹東綺譚の舞台らしい。
ちょっと色っぽい表紙に気がつかず、、、早速購入。
その他、荷風にまつわる本も沢山。


墨田区に住んで6年目ですが、知らなかったまちの魅力に遭遇するのは、なかなかいい気分です。




2013年8月22日木曜日

再訪問。

4月に竣工した、ケアホーム
入居から、三ヶ月が過ぎ、少しずつ、生活のリズムが出来てきたよう。

5名ずつ上下階に障碍者が住む建物です。
日中はデイサービスに通う以外は入居者はここに住んでいます。
この建物は建築基準法上の用途として、当てはまるものがなく。
入居者が健常者なら、寄宿舎ということになりますが、児童福祉施設等という分類になりました。

福祉のまちづくり条例で、トイレにベビーチェアや点字ブロック、中で車いすが回転できるような大きなエレベータをつけるよう指導がありました。当然必要の無いものであったり、規模的に難しいものです。
公共施設ではなく、「入居者の住まい」なのだと、利用形態など懇々と説明しましたが、「現行法規で判断した結果」ということでした。
設置義務はありませんが、納得がいかない指導でした。

とここまでは設計段階のお話。
で、昨日、建築指導課の方が小規模なグループホームやケアホームの実態把握を目的として見学に見えました。
既存の建物を利用されるケースなど、多様化しており、現行法規に当てはめにくいものが増えて来ているのだそう。

もう、そんな事なら、是非、見て見て〜!と運営側も設計側もスイッチが入りました。
何か変わってくれるのかも、、、とちょっと期待です♪












2013年8月2日金曜日

映画を二本。

前から見ようと思っていた映画があり、久しぶりに渋谷へ。

一つは。
その椅子で有名な、イームズ夫妻の話、「ふたりのイームズ

もう一つは。
ハーブ&ドロシーふたりからの贈り物
美術コレクターの夫婦が、家中いっぱいになったコレクションをみんなに見せようと、アメリカ50州の美術館に、寄贈するドキュメント。

偶然、どちらも、クリエイティブな夫婦のドキュメンタリー映画です。
(レディスデーでしたので、二本!ささやかな贅沢です♪)

映画館UPLINK、、、初めてでしたが、
落ち着いた雰囲気で、一日中違う映画を上映しています。
上映作品も、館内も個性的↓↓↓
自由席なので、始まってから、そ〜っと移動してみたりして。。。
関連書籍を置く場所があったり、1階がカフェだったり、

ちょっといい感じなんです♪






2013年8月1日木曜日

レオ・レオニ絵本のしごと展

気がつけば、会期は今週末まで!慌てて、レオ・レオニの絵本のしごと展へ。

絵本が読めるコーナーは子供達でいっぱい。
まぎれたかったのですが。。。

小学校の教科書に載っていた「スイミー」は有名ですね。

ストーリーの芯にあるものは、
大人にも、忘れていることを気づかせてくれます。

ちょっと混んでたけれど、とてもいい気分にさせてくれます♪



2013年7月30日火曜日

家具の製作現場を見せてもらう。@家づくり学校

ミネルバさんの家具工場を見学させていただきました。

様々な家具、特にイスを作っている会社です。
車や電車のシートから、建築家の特注家具まで、、、
有名ブランドの家具なども試行錯誤しながら、こちらで製作しています。

「過去に敬意を表し、未来を積極的に受け入れる。」
「何屋ではなく、何が出来るか、、、で仕事している。」と。お話は宮本茂紀社長。


有名な椅子の裏話も。。。

椅子の縫製見本。





手前〜奥へ行くに連れて、クッション材が現代化していきます。

手前は茅や藁です。座り心地が全く違います。
茅や藁はその材料になるまで、3年とか、、、
そこで生まれたのがウレタンのクッション。
表面は柔らかく、下はちょっと固めに積層するのが良いのだそう。


椅子やソファーのクッション材見本




お使いのベッドやイスのクッション材、張地がたわんで来たらお直し時期だそうです。









2013年7月4日木曜日

ノースモーキング。

アチコチ、禁煙区域だったり、愛煙家には肩身の狭い世の中になりました。
有機食材を使ったお店に掛かっていたのが、、、


ダジャレですね?

それとも、、、

化粧まわしに「不知火」(しらぬい)って書いてありますね。
SUMO KINGが横綱だとすると。



ウィキペディアによれば、、、
現在、不知火型の土俵入りは白鵬と日馬富士ということらしいので、、、
二人は入れないのか〜!?そんなわけないですね。

2013年6月30日日曜日

ゆるがない店。

浅草通り蔵前あたりを歩いていたところ、
こんな景色に遭遇。3面マンションに囲われたお店。



昔はきっとこんなお店が軒を連ねていたのでしょう。

うなぎ屋さんだと聞きました。
間違いなくこだわりのある店なんでしょうね。
沢山、いろんな声が掛かっただろうし、工事中だって、、、三面工事中ですから、相当大変。。。
正面は南側だけど、風は抜けないだろうし、陽の光も届かないでしょうに。。。

それでも、ここに居る、芯の強さ、見習いたいものです。


店主の顔ぜひ、拝んでみたいし、うなぎも食べてみたい。

明日から7月、今年の土用丑の日は7月22日なんですって。







2013年6月23日日曜日

山口蓬春美術館。



まだ、新しくなった歌舞伎座には行っていないのですが、
建て替える前は吉田五十八の改修設計ですね。

この葉山にある山口蓬春美術館の増築したアトリエ部分も。
(元々の建物の設計者は不明です。)
蓬春さんと芸大の仲良しだったようです。
(写真がヘタクソで建物がよく分かりませんが、、、建具が華奢です。)




目を引いたのはショートケーキみたいな漆塗りの正三角形の座卓。
六つ集めて六角形の状態です。下を覗き込むと、机の足がいっぱい。笑。
客人が多かったので、これが15卓あって、形を変えて使い重宝されたのだそう。
額装店の岡村多聞堂によって納められたと記載があります。





変わって、こちらは去年見せて頂いた都内の旧倉田邸。(吉田五十八設計)
しばらく買い手や利用方法を募集していたのですが、
残念ながら、解体されてしまいました。。。残念。
今頃気がついたのですが、角を丸柱にし、開口部としていますね。どちらの建物も。




2013年6月10日月曜日

ネジコウバ。

墨田区内を移動していると、いろんな工場(コウバ)に遭遇します。

東向島のネジ工場、出来たばかりのピカピカのネジが干してあります。

ミッキーがいっぱい♪笑。

なんだかちょっと欲しくなってしまう。

何に使うかわからないけど。。。




2013年5月28日火曜日

気になるアンコー。

古い住宅では、今ではなかなか使えないものが当たり前に使われていたりします。
殆どが建具屋さんが作った無垢の建具ですし。
少々、床が傾いても、そういう建具は削って調整ができます。

耐震補強をしたこのお宅は庇や雨樋を銅板で作ってあり、
きれいな緑青が出ています。



しかし、経年劣化で裂けてしまったので、耐震リフォームの設計図では、この雨樋の腕の部分「アンコー」だけ既製品に取り替える事にしていました。
ところが、施工段階でメーカーに問い合わせると発売中止になっていました。
そこで、板金屋さんに補修をお願いすることに。

ところが、、、行ってみると、補修は不可能だったようで、新しく銅で作られたアンコーが、、、キラ〜ン。。。大汗



「いいじゃない古い家なんだから、一カ所くらいピカピカでも」
といってくれた奥様。ありがたい。。。

近くを通るたびについ、気になって、、、見てしまいます。
一年経って、10円玉ぐらいの色にかわって、ちょっとホッ。
早く出てこないかな〜緑青。