学校と言うと、社会人がどうして?、もう教わる歳ではないでしょ?
という声もあります。 ですが、大学で教わる事と実務を経験してからの勉強は内容も興味も関心も異なります。
自分のものの見方でさえ、学生の時と今では大きく異なります。
形や手段はなんであれ、私は設計者とはずっと勉強して興味や手法等を深めていく方が良いものができると考えています。
その中でこの学校に出会い、
1年目は家づくりの会の先輩建築家の得意分野の話を聞く座学。
2年目は素材探訪といって、材料の生産地や生産者、加工場、古建築を学びます。
3年目は課題に対し、独自の考えを表現します。
4年目はそれぞれの先輩住宅作家に付き、それぞれの設計スタイルを学びます。
現在私は3年を終えたところで、諸事情により休学中です。
学校といっても年に8回の授業ですが、仕事をしながら、こういう時間をつくることはプライベートを削る他ありません。
歴史のある建築や材料の加工場等を設計が好きな人たちがあつまって、
自分と違った感性でとらえる人と話をしたり、こんなに楽しい時間が過ごせることを幸せに感じます。
もちろん、重要なのは勉強することではなく、設計者として、お施主さんに対し、どういう建物が提案できるかが使命です。
沢山影響を受け、仕事のスタイルも、質も少しずつ変わってきた気がいたします。
後ろの方に見つけるのが難しいくらい、一言だけ、座談会の私の発言が掲載されています。
ご興味がありましたら、是非、お手にとってみてください。
「実践的 家づくり学校 自分たちの武器をもて」
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2012年11月7日水曜日
家づくり学校の本
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