2012年11月14日水曜日

すみだ寄り合い処

墨田区で12月からはじまる防耐火改修制度のモデルケースとなる、「すみだ寄り合い処」の耐震診断及び補強設計を墨田区耐震補強推進協議会の青年部として担当しまして、他メンバーの力を借りながら、工事が始まっています。意匠設計は都市防災研究所、防火設計は安井昇先生、施工はすみだ建築センターより小島工務店です。

アチコチ雨漏りしていた屋根は葺き替えて、セメント瓦から金属葺きになります。
軽い屋根になることで、耐震性能があがります。
昭和40年代以前のセメント瓦はアスベストが入っているものが多く。
今回もそうでした。
専門の処分業者へ回収してもらいました。
費用面からセメント瓦を外して、それを葺き直しも検討しましたが、
瓦が脆くなっていることや、この先の耐久性を考慮しました。

今回はニスクボード/住金鋼板を野地板に使っています。
http://www.nisc-s.co.jp/products/panel/05/02/
断熱材を挟んだアルミパネルで、強度も耐火も採れます。
2,3日は雨がふりませんよう。

12月8日 13:30〜墨田区役所で技術者向け説明会が開催されます。
その後現場もみられます。
お問い合わせは墨田区役所建築指導課不燃化まで。
http://www.city.sumida.lg.jp/kakuka/tosikeikakubu/kentikusidou/info/20120927.html


ゆるキャラの「たいしんくん」こう見るとちょっと可愛い。

水色のがニスクボード。



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